お世話になっております。
DTM速報管理人「ロケットえんぴつ3号」です。
今回はDTMにおける宅録環境改善方法のひとつ
「モニタースピーカーのおすすめ設置方法」をご紹介します。
モニター設置方法を最適化することでレコーディング・ミックス環境が
大幅に改善し、楽曲のクオリティの向上に繋がります。
目次
- スピーカー設置方法比較
机に直置き
インシュレーター
スピーカースタンド - 安価な代用品の紹介
使用スピーカー
使用オーディオインターフェイス
1-1. モニタースピーカー設置方法 「机に直置き」
メリット
- コストが掛からない
- 移動が容易
デメリット
- スピーカーが机と共振することで机が鳴り、
特定の周波数帯域の音が大きくなったり小さくなったりする
(特に低音が大きくなる印象) - 机からの反射音により、定位・リバーブ感が不明確になる
(各楽器が混ざってボヤけて聴こえる) - リスニングポイントの高さ調整が机か椅子でしかできない
1-2. モニタースピーカー設置方法 「オーディオインシュレーター」
使用インシュレーター
メリット
- 比較的低コスト
- スピーカーと机との共振対策になり、
低音がぼやけずクリアーに聴こえる
- 低コストだが、無料ではない
- 大幅に改善はされているが、机からの反射音がある
1-3. モニタースピーカー設置方法 「スピーカースタンド」
※スピーカースタンド+インシュレーターで使用していますが、
インシュレーターなしでもあまり違いは感じられませんでした。
使用モニタースピーカースタンド
メリット
- 机とスピーカーが分離(アイソレーション)されることで、
共振対策となり、低音が明確に聴こえる
(正直、インシュレーター使用時と比較し、劇的な違いはない印象です) - 机との距離が確保できるので、机からの反射音が抑制され、
定位・リバーブ感が明確にモニタリング可能 - リスニングポイントの高さ調整が容易に可能
- 比較的安価ではない
- 地震時の耐震対策が必要な場合がある
2-1. 安価な代用品 「10円玉インシュレーター」
使用方法
スピーカーの底面四隅に3枚重ねで設置
メリット
- 10円玉3枚×4隅×2セット = 240円という安価で設置可能
※実質無料 - 机とスピーカーの共振を抑制することで、
特定の周波数帯域のピーク(増幅)やディップ(減衰)を防止
- 見た目があまり良くなく、暫定対策感が否めない
- インシュレーターと比較した場合、その効果は薄い
結論実際10円インシュレーターを試してみたところ、
直置きと比較した場合、ハッキリと効果が確認できました。
【【宅録/ミックス環境改善】 モニタースピーカー設置方法による効果比較】の続きを読む