
どうも初めましてyuuji uenoxと申します。
今回はメタルコアやスクリーモ等で用いられる歌唱法「スクリーム」の出し方のポイントを解説します。
前置き
- 個人的視点、完全我流の知識です
- 初心者向けです
- なるべくシンプルにするため、専門用語は使っていません
- 出し方に視点を置いていて、スクリームの種類・概念は書いていません
- 個人差がある為合わない方は違う練習法や記事を参考にしてください
- スクリームは喉を乾燥させやすい歌唱法なので、こまめな水分補給、適度な休憩をおススメします
↓ 実際にがスクリームした音声
上記のスクリームを出せるようになるコツを解説していきます。
本題
まずはポイントを整理します。
- 喉を締め付けない
- 口の形は高音は「あ」低音は「お」
- 大きく息を吸い思い切り吐く
- ロングトーンを身につける
- 自分に合った発声方法を見つける
上記を順を追って解説していきます。
①喉を締め付けない
①喉を締め付けない
スクリームというものは息を吸い込み大きく吐く歌唱法になります。このとき喉を絞めて無理やりに出そうとすると喉を痛めてしまいます!なのでまずは力まずに発声できるよう練習することが大事です。
↓ 【悪い例】喉を締めて無理にスクリームを出した場合 (0:03~0:07)
↓ 【良い例】喉を締めずにスクリームを出した場合 (0:07~0:12)
② 口の形は高音は「あ」低音は「お」
やって行くうちに自然とこの形にはなってくると思います。
これが基本と思ってください。
これが基本と思ってください。
↓ 口の形を「あ」にして、高域を出した場合
↓ 口の形を「お」にして、中低域を出した場合
③ 大きく息を吸い思い切り吐く
ここが最大の肝となるでしょう、大きく息を吐いて発声してください!
普段の会話では息を吐きながら声を出すことはないので、イメージが湧きにくいかもしれません。そんな時は、ため息を大きく吐いてみて下さい。そのため息を吐きながら声を出すイメージです。
↓ 「普段の声」~「軽く息を吐きながら発声」~「大きく息を吐きながら発声」
上記の音声のように息を吐きながら「あいうえお」と発声する練習から始めてみましょう。
慣れるまで辛いかもしれませんが、これがスクリーム習得の道に繋がります。
④ ロングトーンを身につける
ロングトーンはスクリームで一番の聞かせどころです。
ここでは3秒以上のスクリームをロングトーンと設定します。
短い文や単語は何とかなっても「ロングトーンはできまへーん。」という相談を多く聞きますが、それは発声方法が間違っているからかもしれません。以下で紹介する発声ができるようになればロングトーンができるようになると思います。
- ③のイメージで大きく息を吐きながら「あ」と発声する
- あまり力まず、喉を閉めないようにする
- 頭の後ろの方から出すイメージ
- かすり声程度から、徐々に声を混ぜていく
- 自分の出したいスクリームになる点を探す
感覚をつかむまで何度も練習しましょう。
↓ ため息に徐々に息を混ぜてスクリームにしていく方法
⑤ 自分に合った発声方法を見つける
要はモノマネをしましょうと言う事ですw
皆さん歌を練習するときは好きなアーティストの歌を真似しますよね?
スクリームでも同様で、声の高さや声質など自分の出しやすそうな声を見つけ、その人の真似をひたすらやってください。それがコツを掴むきっかけになるかもしれません。
スクリームでも同様で、声の高さや声質など自分の出しやすそうな声を見つけ、その人の真似をひたすらやってください。それがコツを掴むきっかけになるかもしれません。
自分は高い声のほうが得意なので習得時はよく高い声のアーティストのマネをし叫んでおりました。
きっかけとなった曲は、FACTの「Rise」という曲です。
↓ 実際に音源に合わせて練習している音声
冒頭のスクリームは何度も練習しました。
皆さんもこんな感じで自分に合う曲を見つけてください。
Let's Try!!
Let's Try!!
「ぼおおおおおおおおおおお!!!!!」
【【歌唱法】 スクリームの出し方講座 (音声あり)】の続きを読む