お世話になっております。
DTM速報管理人「ロケットえんぴつ3号」です。
DTM情報の展開です。
ももクロ等アイドルへの楽曲提供や、また、自らも歌手として活動する
ヒャダイン(前山田 健一)さんのミックス・マスタリングTipsを見つけました。
今回紹介する記事は2008年に執筆された内容なので、
本ページに貼り付けたヒャダインさんの2008年頃の代表作をお聴きの上、
情報の取捨選択をされると良いかと思います。
ミックス・マスタリングTipsが執筆された2008年頃の作品Original Song"The World Warrior" Street Fighter II
Flashman
2011年の代表作 (参考)
Tips解説内容まとめ全般
- ミックスはアレンジ中に並行して行う
- マスタリングは2Mixを書き出さず、1つのプロジェクトで完結させている
- ミックス~マスタリングで100回以上は音源を聴く
ミックス「定位,パン」
- 同系統の音色は定位を明確に分けている
- ハープ、エレキピアノ等のシーケンスフレーズには、
オートパンを好んで使用
大き目にパンを左右に揺らして立体感を出す
ミックス「EQ」
- 音抜けを良くするため2000Hz辺りをブーストすることが多い
- その際は、ハイはカットする
- ベース・バスドラ(キック)の超低域は上げ過ぎない
- 超高域も上げ過ぎない
ミックス「コンプ」
- アレンジ、歌がほぼできた段階から、マスターチャンネルに
マスタリングコンプを掛けっぱなしで作業する - さらに、ボーカル、ベース、バスドラ(キック)にも強くコンプを掛け、
その後、全体のバランスを整える
- DAW上で爆音で最初から最後まで確認
- DAW上で微音で最初から最後まで確認
- ヘッドホンで確認し、書き出す(ミックスダウン)
- iPodに書き出した曲を入れ、散歩しながら聴く
【再確認項目例】
ベース音量、ボーカル音量、ボーカルピッチ、歌詞、音圧レベル