お世話になっております。
理系男子の流儀」管理人の「やな」です。

退職を考えている男性会社員のイラスト
20代で大手企業(総合職)務めでしたが、先日、退職届けを提出してきました。
今回は、なぜその行動に至ったか、理由をまとめたいと思います。





前提条件

試験管

  • 年齢:
     20代後半 (入社から5年経過)
  • 学歴:
     国立理系大学院 博士前期課程修了 (電気化学専攻)
  • 会社区分:
     大企業・大手企業 (中小企業基本法により区分)
  • 業種: 
     製造業 - 電気機器 / 化学
  • 職種 :
     研究・開発・設計関連
  • 年収:
     550~600万円

※具体的な会社は、大手電機8社のうちのどこかです。
(日立製作所 / 東芝 / 三菱電機 / Panasonic / SONY / 富士通 / NEC / SHARP)


上記に近い程、今回の記事が有益である可能性が高くなると考えられます。





退職理由

本題に入ります。退職理由はシンプルで「入社時の志望動機と現状の乖離」です。


2013年入社面接時(23歳)の私の志望動機は以下でした。特定されそうな部分は伏せてあります。

 私は御社が第一志望なのですが、現在御社の他に「◯◯様」、「◯◯様」、「◯◯様」等、同業界の会社も応募しております。
これら◯◯業界を志望している理由は、電気自動車や発電装置等の普及から今後も市場拡大が見込まれており、世の中に貢献できるチャンスが大きいことと、私は大学院でこの◯◯の研究を行なっているため、御社の研究分野は自分の力が最大限発揮できる場だと考えているからです。
特に化石燃料である石油からの脱却の流れからEV向け電池市場は急拡大が見込まれており、EVの普及にはエネルギー密度が10倍の新型蓄電池の開発が求められています。
そして今後、急拡大が見込まれる市場で自分の開発したものが評価されることを夢見てこの業界を志望しています。
 御社が第一志望である理由は、◯◯様は「今までにない新たな技術を開発することが評価される」という社風があり、これが私のチャレンジ精神に非常にマッチしているからです。
例えば、化学系製品なら◯◯、◯◯、◯◯等が挙げられます。また次々と新たな事業に挑戦していくという社風もあります。
 ◯◯市場の拡大を見越して、御社の◯◯事業が設立されたのも、この新たな事業・技術に挑戦する社風からだと考えられます。
 また説明会でお聞きしました求める人材像の「挑戦心、行動力」、「創造性、革新性」についてですが、私は全く新しいものを創造することが好きであり、御社の社風に私の性格がマッチしているため第一に志望させていただいております。以上です。


上記の通りですが、要約すると
  • 「大学院での学問分野(電気化学)の研究開発」がやりたい
  • 新規先端技術を利用した「新製品の開発」がやりたい
  • 「新しいことに挑戦」し続けたい
となります。これらの上位概念は「業務内容」と考えられます。

転勤の辞令を受け取った会社員のイラスト(男性)

そして、現状ですが、会社方針により2018年に別の会社へ転勤があり「業務内容」が変わりました。新会社での業務内容は以下です。
  • 未経験である金属材料の開発
    ※配属時に希望面談なし
  • 低コスト品(中国部材・韓国部材)の評価
  • 現行品と低コスト品の特性差異がないことを示す業務
これでは、入社時の志望動機が全く満足されていません。

また、副次的な退職要因ですが業務内容以外に以下のようなことも挙げられます。
  • 業務時間・拘束時間が長い
     5:30 起床
     6:30~8:30 通勤
     8:30~22:00 仕事
     22:00~24:00 通勤
     0:30 就寝
    ※会社状況の理由で引越しは暫定不可
  • 会社の文化が腐敗している
     業務の効率やロジックの妥当性より、立場の強い者の発言が優先される
  • 会社に将来性がない
     他社競争力のない現行品の改善開発がメイン
     先行開発への資金・リソースの投資を重要視していないため、
     現行品が売れなくなったらおそらく事業終了。(これは主観的意見ですが)

以上の理由により、退職届けを提出しました。


ここで意図はありませんが、日産自動車様 () の電気自動車リーフのTV CM動画を載せます。
テレビで見るたびに怒りがこみ上げます。







さいごに

前述の通り、大手企業を退職しましたが、もったいないという気持ちは全くありません。
やりがいのない仕事で多くの時間を費やすことは人生の無駄だからです。


給料や福利厚生や社会的地位(ネームバリュー)等が良いというのは副次的なものであって、仕事に適正、やりがいがあるということが最も重要だと考えています。自分のスキル・強みを最大限活かして、世の中に貢献したいからです。

もちろん人それぞれですが、同じような考えをお持ちの方はぜひ退職・転職を検討してみて下さい。
また、既に現職より明らかに好条件の転職先は決まっているので、次回は転職先の選定方法をまとめたいと思います。


以上、ご参考になれば幸いです。