お世話になっております。
DTM速報管理人「ロケットえんぴつ3号」です。

今回はDTMにおける宅録環境改善方法のひとつ
モニタースピーカーのおすすめ設置方法」をご紹介します。
モニター設置方法を最適化することでレコーディング・ミックス環境が
大幅に改善し、楽曲のクオリティの向上に繋がります。

目次
  1. スピーカー設置方法比較
     机に直置き
     インシュレーター
     スピーカースタンド
  2. 安価な代用品の紹介

使用スピーカー






使用オーディオインターフェイス


1-1. モニタースピーカー設置方法 「机に直置き」
モニタースピーカー机に直置き
メリット
  • コストが掛からない
  • 移動が容易
デメリット
  • スピーカーが机と共振することで机が鳴り、
    特定の周波数帯域の音が大きくなったり小さくなったりする
    (特に低音が大きくなる印象)
  • 机からの反射音により、定位・リバーブ感が不明確になる
    (各楽器が混ざってボヤけて聴こえる)
  • リスニングポイントの高さ調整が机か椅子でしかできない
1-2. モニタースピーカー設置方法 「オーディオインシュレーター」
モニタースピーカー+インシュレーター

使用インシュレーター


メリット
  • 比較的低コスト
  • スピーカーと机との共振対策になり、
    低音がぼやけずクリアーに聴こえる
デメリット
  • 低コストだが、無料ではない
  • 大幅に改善はされているが、机からの反射音がある
1-3. モニタースピーカー設置方法 「スピーカースタンド」
スピーカースタンド_20151226 (6)

スピーカースタンド_20151226 (8)

※スピーカースタンド+インシュレーターで使用していますが、
 インシュレーターなしでもあまり違いは感じられませんでした。

使用モニタースピーカースタンド



メリット
  • 机とスピーカーが分離(アイソレーション)されることで、
    共振対策となり、低音が明確に聴こえる
    (正直、インシュレーター使用時と比較し、劇的な違いはない印象です)
  • 机との距離が確保できるので、机からの反射音が抑制され、
    定位・リバーブ感が明確にモニタリング可能 
  • リスニングポイントの高さ調整が容易に可能
デメリット
  • 比較的安価ではない
  • 地震時の耐震対策が必要な場合がある
2-1. 安価な代用品 「10円玉インシュレーター」
10円玉インシュレーター

使用方法
 スピーカーの底面四隅に3枚重ねで設置

メリット
  • 10円玉3枚×4隅×2セット = 240円という安価で設置可能
    実質無料
  • 机とスピーカーの共振を抑制することで、
    特定の周波数帯域のピーク(増幅)やディップ(減衰)を防止
デメリット
  • 見た目があまり良くなく、暫定対策感が否めない
  • インシュレーターと比較した場合、その効果は薄い
2-2. 安価な代用品 「コンクリートブロック/レンガ」

コンクリートブロック
  • 材質によって効果にバラつきが大きい
  • 重いため、机・床に負担が掛かる
  • ボロボロ粉が出る
以上の理由から評価対象外としました。
結論
実際10円インシュレーターを試してみたところ、
直置きと比較した場合、ハッキリと効果が確認できました。


したがって、10円硬貨を試してみて、その違いが感じられた場合、
インシュレーターの導入をおすすめします。



また、リスニングポイントの高さ調整が必要な方、
さらなる改善(机からの反射音抑制)を求める方はスピーカースタンドの導入を
おすすめします。モニター環境改善の遠回りがありません。


違いが感じられない場合、
  • 元々解像度の低いスピーカーを使用している
  • 小さい音量でモニタリングしている
  • ミックス・マスタリング等の帯域を意識する機会が少ない
等の理由が考えられます。
まずはモニタースピーカーの導入から始めることをおすすめします。

安価で評判が良い入門用は以下です。





最後に
DTMガチ勢の方、オーオタの方はお気付きだとは思いますが、
管理人、壁に吸音材を貼っておりません。
机からの反射音が気になるということは、当然壁からも反射音が聴こえているはずです。
(吸音材を試したことがないので気付いていない。)

※今回は壁からの反射音ありという条件で統一されているので、
リファレンス(比較基準)としては問題ないと考えられます。

一度、吸音材ありを試してみると、またその効果に愕然とするのでしょう…。
DTMの闇は深い…。